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レッテル 1
第7章 タイマン
彼の家。
「桜上乗って。」
「え…でも…。」
「良いから…早く乗れよ。」
「う…うん。」
あたしは誠也君の上にまたがった。
彼の鍛え上げられた肉体とあたしのはだが触れ合う。
「あ…。……おっ重くない?」
「全然。むしろ…すげぇ気持ちいい。」
彼が言った。
汗が額から流れ落ちている。
「ホントに?」
「あぁ、じゃあ動くぞ。」
「うん、優しくしてね?」
「あぁ。」
彼はゆっくりと動き出した。
キシキシと床がきしんでいる。
ただいま筋トレ中。
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