第20章 誤解
謙也「おお!白石ぃ!どないしたん」
白石「ケンヤ…」
俺は帰ってケンヤに電話してみた。
佐々木から何か聞いてへんかと思って。
俺の電話は…出ぇへんからな…
謙也「な、なんや暗い声出しよって!」
白石「佐々木から…連絡あらへん…?」
謙也「佐々木?ないで?…なんや、何かあったんか?」
白石「昼間のアレ、佐々木が見とったんや…」
謙也「アレ…?………ああ!…ええ?!ホンマか?!」
白石「ああ…めっちゃ誤解しとる」
謙也「言えばええやろ、誤解やて」
白石「話聞いてくれへんねん…おまけに大嫌い言わてしもたわ」
謙也「白石…」