第4章 四天宝寺中テニス部
翌日の放課後から部活の仮入部が出来るようになっとった。
俺はテニス部に行くつもりやけど…
佐々木「ん〜…」
どうやらきみサンは決まらへんらしい。
白石「決まらへん?」
佐々木「あっ!!う、うん…」
白石「何か好きな事とか…得意な事とかないんか?」
佐々木「得意というか…テニスは少し出来るで?」
白石「え、ホンマ?!」
佐々木「お、おん」
ん…?確かココは女テニはなかったような…
佐々木「せやけど…女テニないんやココ」
あ〜やっぱな。
…そうや!!
白石「なあ、マネージャー希望で見学さしてもらえばええんやない?」
佐々木「えっ?!ま、マネージャー?!」
白石「そしたら俺、頑張れるわ!」
佐々木「なっ…!が、頑張れるて…」
ホンマにそんな気ぃするんやで?
何やろな…まだ知り合うて2日やなのに。