THE lost world~最強プレイヤーになる~
第4章 一層攻略会議
俺は次の日、賑わいの街、<クロウデット・タウン>に訪れた。
攻略会議をどこでやるのか詳しい場所を知らないので、誰かに聞かねばならない。
いやだなぁ。俺は極度のコミュ障だ。友達などいるはずもない。あ、ネットは別だけどね。だが、勇気を出さねばなるまい。勇気を出して、
極力優しそうなお兄さんに声をかける。
「すいません、攻略会議をどこでやるかしりませんか?」
よしっ!、嚙まずに言えた!。...コミュ障あるあるだなぁ。
「お前も会議に行くんか。俺も今行こうと思ってたとこだから、一緒にいかないか?。」お兄さんは、優しいとはかけ離れている顔をしていた。なんか、失礼だけどヤンキーっぽい。金髪だし。
まぁ、案内してくれるんだったらOKだ。
「ありがとうございます。僕はタクヤって言います。」
自己紹介はしっかりしないとな。うん。
「おお、俺はサトシだ。ちなみにタクヤは今何レベルなんだ?」
さらっと名前を呼び捨てにしてくるあたり、とてもコミュ力が高いと思われる。
「今、11レベルですよ。サトシさんは?」
俺は普通に答えたが、目の前の男は、ものすごい顔をしてた。
「な!、11!?嘘だろ!?お前どんなレベル上げしてきたんだよ。あと、俺のことはサトシって呼び捨てで呼んでくれ。俺は、今7レベルだよ。」
このあとサトシに聞いたことだが、一層の適正レベルは6レベルなんだそうだ。
デスゲーム前は、ずっとソロだったので、そういうことは、あんまり知らなかった。
そんなことを話しているうちに攻略会議が行われる広場についた。広場は中央に噴水があり、そのまわりに座れるような段差があるような感じだ。
もう20人程来て段差に座っている。
時刻は9時前だ。会議は9時から始まるそうなので、少しサトシと雑談することにした。
「サトシはソロでやっているんですか?」
しくった。やっちまった。
「その..あの..なんだ。最初の街で起こった事件を知ってるか?俺のパーティーメンバーはたまたまそこに居合わせたんだ。そこで、レッドプレイヤーになって、...殺された」
自分のコミュ力の無さに失望してしまう。サトシにとって一番つらいであろうことを話させてしまった。
「ごめん、そんなこと聞いて」
「いや大丈夫、それよりタクヤは..」
そこでサトシの言葉はかきけされた。
