THE lost world~最強プレイヤーになる~
第4章 一層攻略会議
サトシの言葉を遮ったのは、燃えるように真っ赤な髪の青年だった。
「みんな!、待たせてすまない、今日の会議をしきらせてもらう、キングだ。
今日は俺の呼び掛けに答えてくれてありがとう!、聞いての通り、第一層の攻略会議を行うために集まってもらった。
会議を早速始めたいけどその前に、
まず、レベル9以下の人は抜けてもらう。」
それはいくらなんでもハードルを上げすぎじゃないのか。
と、思ったのは俺だけじゃないはずだ。
サトシが、一層の適正レベルは6だといっていた。安全をとって1レベル上げて7くらいなら分かるが。
そんなことを考えていたら、サトシも同じことを考えていたらしく、キングという男に意見した。
「キングさん、なぜレベル9以下の人が降りなきゃならないんだ?、適正レベルは6だ。安全をとっても、7レベルでいいんじゃないか?」
サトシの意見を聞いたとき、キングが嫌な顔をしたのは見間違いだろうか、
「なにを言ってるんだ?、今このゲームはゲームオーバーイコール現実での死を意味するんだぜ、死人を出さないために安全レベルを引き上げるのは当然のことだろ。」
キングが言っていることは確かに正論だし、デスゲームと化したことで安全レベルを引き上げるのは納得がいくが、会議に参加している人数、40人の中で何人残るかが問題だ。
キングもそう思ったのか、周りに向かい、問う。
「この中で9レベル以上を満たしている人は何人いるんだ?手を上げてくれ。」
俺とキングを含めた6人が手を上げる。その時またキングは笑顔ではなく暗く、不安になる嫌な顔をし、舌打ちする。
「たった6人かよ.....はぁ、じゃあ6レベル以上の人は手を上げてくれ.......全員...か。」
文句ありげな顔をしているが、一端は決まりでいいだろう。