第2章 ファインダーの向こう[マサイ]
よく晴れた日曜日のこと。。。
「え、モデル?!」
機材をイジっていたマサイくんが私にモデルを頼んできた
「そう、俺女の子ってあんま撮ったことないからさ」
「えぇ~…やだよぉ」
だって、恥ずかしいし、、
「ふーん。じゃあ他の女の子に頼んでみるわ」
マサイくんは大きい目を細めてニヤリと笑う
「なっ、?!……いじわる!!!」
私はほっぺをめいっぱい膨らませてプイ、っと顔をそむけた
「だって瑠璃は撮らせてくれないんだろ??」
そう言ってマサイくんは私の顔をのぞき込んでくる
「…恥ずかしいし」
マサイくんが他の女の子のこと撮るのも嫌だけど、私が撮られるのもチョット…、、