第1章 リーダーの癒し[シルクロード]
「眠いんじゃなかったの?」
ぐぐ、とシルクの顔を剥がそうと押し返す
「いででででで!!!お前馬鹿力か?!!」
どうやら効いたようで首から口が離れていった。
「眠いなら寝て!//」
首元を両手で隠しながらそう言った
するとシルクは
「も~~~分かりました〜!ねまーーーす」
と言って布団に飛び込む。
そしてそのまま掛け布団を持ち上げて、
「おいで」
と優しい声で私も入るようにと誘う。
「なんにもしないから。抱きしめながら寝たい。」
眠そうな目をこすりながら言うシルク。
「…しょうがないなぁ、、」
「やったーー!瑠璃だいすき〜!!」
私は無邪気に笑うシルクに、いつも勝てない
そっと布団に潜り込むと、さっきのガッチリした腕がすぐに抱きしめてきた。
「おやすみ瑠璃」
「おやすみシルク、おつかれさま」
そう言って目を閉じた
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