第1章 ~初夜の声は、さらすもの。~
「ぁぁ、もう、もう、ダメ…孝一さん…」
全身の力が抜けて、
ズルリ、と私の両手が
つかんでいた窓枠から滑り落ちる。
「おぉっと、」
トランクスだけはいたお義父様が
すかさず近づいて
私の正面にまわりこんできた。
両方のわきの下から両腕を差し込んで
私の身体を抱きとめる。
「孝一、このまま抱えておくから、
奥を突いてあげなさい。」
「父さん、じゃ、ちょっとだけお願いします。」
上半身をお義父様に抱え上げられた私。
そして孝一さんは挿入したまま
私の腰をグイと持ち上げた。
もう、つま先が少し地面に触れるくらいで
ほとんど二人に抱えられて浮いている状態。
身体には力が入らず、
初めてのこと、初めての刺激ばかりで
意識も途切れ途切れに近い私に
孝一さんの男性器が愛を打ち込み始める。
「ほら、ほら、
さっきのあのイヤラシイ絡みは、ここだろ?」
先端が奥の刺激にぶつかるたびに
目の前に、火花が散る。
激しいゆさぶりに、揺れる胸のてっぺんが
前にいくとお義父様のひきしまったお腹に
こすれて、気持ちがいい。
「ひ、ひ、ぃぃ…」
口を開けるたびに
意味のない言葉と涎がこぼれる。
「昨日、処女を捨てたばかりでこれとは…
なかなか期待できる嫁だな。」
頭上から聞こえるお義父様の声で
うっすら、思い出す。
私、一日前の今頃は、まだ、処女だった。
毎日…これから毎日、こうやって
快感に溺れていいのかしら…
「…はぅ、はぅ、孝一さん、下、さい…」
「父さんより、俺ので、イケ!」
ズボッ、グリグリグリ…
ズボッ、グリグリグリ…
ギリギリまで引き抜かれては
激しく射ち込まれて奥にこすりつけられ
それを何度か繰り返すうちに
「ぉぉぉぉぉっ…締め…すぎ…」
孝一さんの精液も注ぎ込まれる。
…孝一さんの男性器を抜かれてからも
あふれてしまわないように
しばらく私はお義父様と孝一さんに
両手両足をつかまれ、
足と手を高く上げたVの字の体勢に
されていた。
そこまで、覚えている。
どうやって服を着たのかは、覚えていない。
「おい、大丈夫かい?」
孝一さんの声で目が覚めた時、
私は小屋のむしろの上に横たわっていた。
「あ…すみません、いつの間に寝て…」
「いいんだよ、君の一番の仕事は
とにかく早く、子供を作ることだから。
…さあ、帰ろう。」
