第1章 ~初夜の声は、さらすもの。~
お義父さんの声を聞いた孝一さんが、
うめくような声で言う。
「ぁ、母さん、どうしよう、出ちゃいそうだ…」
「だめですよ、孝一、もったいない。
せっかくの子種なんだから…
はるかさんのナカに出しなさい。
あなた、早く済ませてあげて下さいな。
孝一が、もう、限界みたいですよ。」
「そうか、そうか、
孝一、ちょっと待ってなさい。
はるかさん、動くよ。」
挿入されて
どのくらいの時間がたったのだろう?
10分?いや、もしかしたら30分くらい?
…目の前で繰り広げられる孝一さんとお義母様の
性技に見入ってしまっていて、
その間、動くことはなく、だけどずっと
太く勃起した状態を保って私のナカに
お義父様の男性器が挿入されていたのを
すっかり忘れていた。
一度、ギリギリまで引き抜かれたところから
グリグリグリッ
ねじ込むように奥へたたきつけられる。
「…はん…ぁぁぁっ」
ゆうべの連続した強い刺激とは一味違う
身体の奥からしびれるような快感が
沸き上がってきた。
「…な、こんな…ちょ、すみません、私…」
自分の状態を表す言葉が見つからない。
お義父様が、嬉しそうに言った。
「いいだろ?挿れっぱなしだった分、
感度はグンと上がってるはずだぞ。
そら、
セックスが楽しいことを教えてあげるから。」
グイ、グイ、と押し込まれると
グジュ、グジュ、という濡れた音と
ニチャ、ニチャ、という粘度のある音、
そしてバチン、バチン、という
肉がぶつかる音が聞こえてき始めた。
「ぁぁ、ぁぁっ…ぃ、やん…た、きゃ…ぁぁっ、
どうしよう、ど、ぃぃ、きゃ、ぁん…」
目の前がチカチカとし始めて、
窓枠につかまっていた両手がしびれ始める。
身体を支えることが出来なくなって
ズルズルと壁を手が滑り落ちていきながら
意識が遠くなっていきそうだ。
「はぁ、はぁ、…はやく、早く俺にも…」
上から、孝一さんの声が聞こえてきて
はっと意識を取り戻す。
「お義父様…お願いします…い、」
いやだ、私、おねだりなんか…
「なんだ?はるかさん、はっきり言いなさい。」
「そうだよはるか…ちゃんと言ってみてよ。」
お義父様と孝一さんの許しが出た。
「…はぁ、お願い、します…早く、イかせて…」