第1章 ~初夜の声は、さらすもの。~
考える暇もなければ
断ることも出来ない私。
なされるがまま、
新しく敷かれた真っ白なシーツの上に
犬のように四つん這いにされる。
今度は、何をされるんだろう?
白い浴衣を脱いだ二人の弟たち。
股間に勃起している男性器は、
お義父様のモノよりもっと上をむいて…
孝一さんに年が近い弟が
私の両脚を開かせ、
一番下の弟が、
私の顔の前に膝立ちする。
「おい、お前たち、楽しんでないで
さっさと済ませろよ。はるかは
俺の奥さんなんだからな。」
「兄さん、わかってるよ。
早く済ませるから黙って見てて。」
「あぁ、前々から聴いてはいたけど
本当に、この儀式に参加できる日が
来るなんて…孝一兄さん、ありがとう。
大事に犯させてもらうから。」
そう言うと、
二人はそれぞれの太く勃起したモノを
目の前の私のワレメと口に挿れてきた。
「うぐっ、お、ぅえっ…」
下からは突き上げられ、
その勢いで身体が前に動くと
口に入っている一番下の弟の男性器が
ノドに触れて吐き気がする。
私の口の端から涎がこぼれる。
はしたなくて拭きたいけど
四つん這いになっている今、
両手両脚で身体を支えておかないと
崩れてしまう。
もう、
痛みとか恥ずかしさとか、
そういう感覚は二の次になっている。
早く、早く終わらせて…
孝一さんに、抱かれたい…
なのに、
なかなか射精してくれない弟。
おじい様が笑いながら、言う。
「二人とも若さを漲ぎらせて…
あれだけ勃起しておるのに
なかなか射精せんとは。強いなぁ。」
私の口に挿れている弟が
反論するように言う。
「じいちゃん、俺はもう、
いつでもイケそうなんだよ?
でも、」
「ダメですよ。」
お義母様の柔らかくも厳しい声。
「嫁への初出しは
膣の中と決まってると教えたでしょ。
もうしばらく、我慢なさい。
耐えるほど、
濃い精液がたくさん出来るから。
我慢も人生経験のうちです。」
…つまりこの後、
下の弟にも膣内射精されるということ?
なんとなく
そうなりそうな感じはしていたけど、
気が、遠くなりそうだ…
長々と、
太いままの男性器で貫き続けていると
孝一さんの声がした。
「おい、お前ら、」