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【イケメン戦国】誘惑の華

第5章 Important person〜それぞれの想い


秀吉はそっと飛鳥の部屋に入る

傷だらけで眠っている飛鳥を見下ろし

『辛かっただろう…ごめんな…守ってやれなくて…』

頭を撫でる

『飛鳥様…』

三成がそっと秀吉の隣に座る

『私が書庫の片付けを後に回していれば…申し訳ありません』

秀吉に向かって頭を下げる三成の肩にそっと手を置く

そこに光秀が入る

『眠っているのか…』

『あぁ…』

頭を撫でる秀吉越しに飛鳥を見つめ

『これから地下牢に行く。』

そう言って部屋を出た


地下牢に行くと入り口から凄まじい殺気が溢れる
地下牢番が恐怖で震える

光秀はそれが信長の物とすぐ分かり中に入って行く

『御屋形様』

そこには恐怖で失禁しブルブル震える男
刀を手に仁王立ちをする信長

『貴様…』

信長が言葉を発する度にビクッっと震える男

『誰を手篭めにしたのかわかっておるのだな』

男は震えながら口をパクパクさせ、話したくても殺気で話せなくなっている

『飛鳥は信長様の寵姫。覚悟をしろ』

光秀から低い声が発する

信長は刀を振り上げる

『ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!』

信長に返り血が掛かる
男の両手とイチモツが落とされる
信長は痛みでのたうち回る男を見ず

『此奴を死なすな。生きて地獄を味あわせる』

刀を一振りし血を落とすと鞘に戻しながら地下牢を出る

『はっ』

そう言って光秀も地下牢を出た
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