第32章 最愛の人 続〜秀吉〜 R-18
背中をトンと叩かれ、つい自分がウトウトしていた事に気付く
『ありがとな…って飛鳥もちゃんと乾いてないだろ』
そう言って飛鳥の髪を一掴みすると
「私はいいの!今日は秀吉さんを甘やかすって決めたんだから!」
そう言われるが…甘やかすのは慣れてても甘やかされるのは慣れていない
そのまま秀吉の肩に手を置いてちょうどいい力加減で肩を揉んでくれる
(甘やかされるのは嬉しいが…俺が飛鳥を甘やかしたいんだけどな…)
肩に置いてる手をそっと引くと体制を崩した飛鳥が前のめりにもたれ掛かってくる。
そっと抱きとめて口付けする
唇を離すと頬を染めている飛鳥
「私が甘やかすのに…」
口を尖らせて呟く飛鳥が愛おしすぎる
『飛鳥…俺が甘やかしたい…』
飛鳥を抱き上げて褥に寝かす
「秀吉さん…」
飛鳥が首に腕を絡めてくる
引き寄せながら角度を変え何度も何度も口付けを落とす
舌も絡めながら息をする間も与えないように…
「はぁ…ひで…よ…し、さん…んっはぁ…」
口付けの合間に飛鳥が俺を呼ぶ
『はぁ…飛鳥…』
口付けを離さぬまま飛鳥の帯を解き着物を暴く
そっと膨らみに手を這わすとピクンと身体を跳ねさせる飛鳥
突起を避けながら指で円を描くと、その度おねだりするかの様に飛鳥の身体はうねる
存分に円を描くと突起は硬くなり主張し出し、ゆっくり突起に触れ指の腹で擦ると、口付けから漏れる声も大きくなる
「ふぁ…っ、んっっ…あっ…」
突起を弄んだ後その手を下に這わし臍を通り茂みを撫であげ、そこでやっと唇を離し飛鳥を見つめる
「はぁ…はぁ…秀吉さん…」
『飛鳥…可愛いな…』