第6章 完結:親友と協力タッグ?
「聞いたぞコルダ。お前何故ハニーにキスしようとしたんだ。」
「おいおい怖いよライト。別に被害くわえさせようだなんて微塵も考えてないさ。」
こいつの言うことは、いまいち信用できない。
俺のいない隙に何をしでかすか・・・
「そこでなんだが。俺と協力しないか?」
「突然何を言い出すんだ?俺とお前がタッグ?お前確か結婚前提におつきあいしていた女性がいた筈だ。」
「お前には解説していなかったんだけど。
彼女は他に好きな人がいて、正式に入籍するって。諦めて他の女性を探索してたんだが。これが中々思うように上手くいかないもので。なあ頼むよ!俺とお前は親友だろ?少しだけで構わない。相手は必ず見つけたら、諦めるから。このとおりだ!!」
「おい!頭を上げてくれ。お前の事情は良く理解した。協力は、その・・・しても、構わない。」
「!!ライト。ありがとう・・・嬉し、い・・・」
「男だろ?泣くなよ。そういう時は誰もいない所で思いきり泣くんだ。」
「そう、だな。恩は必ずかえすから。一緒に頑張ろうな相棒!!」
スイッチ切り替え早いな!何れ俺達は
恋のライバルとなってゆく運命になるだろう
これまで通に親友と片想いでずっといられたらな
それで、いいんだ。
だけど、親友と協力してもいいのだろうか
それに。ミアは俺達を賛成してくれるのだろうか