第4章 狂いだす
Nside
「あっ!あぁ…ン…!」
ジュプジュプといやらしい水音が耳に響く。
気が付いたら俺は上半身は何も身にまとっていなかった。
下半身もジーパンもろともパンツも下げられ、いきりたつソレは完全に出てしまっている。
俺の股下で揺れる黒い髪。
…いつもは明るい髪色も、映画のために染め直したのだろう。
あまりの快感に蕩けてしまった脳ミソも、大野さんのことだけはしっかり認識するみたい。
大野さんが
あの、大野さんが
俺のを、なめてる
その事実だけで、俺のはますます固く大きくなってしまう。
大野さんが視界に入るたび、これ以上ないほどに膨らんだそれがドクリと脈打つ
「ジュプ…ヌチャ……ニヒョ…ん…ンチュ…キモヒイイ?」
「あっ!ン…!しゃべ…ない、で……あぁっ!!」
くわえたままモゴモゴとギリギリ分かる日本語を話す大野さん。
上目遣いにチラリとおれを見ると、フニャァと微笑んだ。
バカ。
キモチイイよ。
きもちよすぎて、困るくらい
大野さんは容赦なく俺をせめたてる。
必死でイキそうなのをたえていたというのに、あろうことか大野さんは舐められ、抓られ、真っ赤に熟れた胸の先を再びグリグリと弄りだしたのだ。
「あ!ア!!ヤ…い、イク…イく…!
イく…から、ア…ッ!や、やめ…っ!!」
「イっふぇ…?」
大野さんは俺をくわえたまま、ニッコリと笑った
ジュププププッ!!
「あ!ア!!イく、イく、イくっ!!
んぁああ……ッ!!!」
ビクビク震える躰はもはや制御不能だ。
ビュクビュクと思いっきり大野さんの口に出した後、俺はフワッと意識を手放した…