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憧れの先生

第3章 高校時代


中学をなんとか卒業し、次は高校

志望校には行けず、電車に10分ほど揺られれば着くほど近所で
私が望んでいた偏差値には程遠い
そんな高校

私は高校に行くことに何の感情も湧かなかった

ワクワクやドキドキはもちろん、不安すらない

何故なら、学校に行こうとは全く思っていなかったからだ

それ以前に、この頃の私は家を出ることすら拒んでいた

中学の知り合いに会うのが怖く
家に引きこもりがちになっていた

高校になり、バイトをする同級生も増え
近所のコンビニやファミレスに行くことさえ怖くてたまらない状況だった

夏場は日傘を差して
冬場は帽子やマスクで顔を隠して
誰にもバレないようにヒソヒソと出掛けていた

そして高校は
中学の頃のように不登校になるわけにはいかない

出席日数というシステムが、高校にはある

出席日数をギリギリ取れる程度で学校には顔を出していた

そんな底辺のような高校生活を1年間送り
どうにか2年生に上がれた

私は中学の同級生が嫌で外に出るのが怖いだけであって
学校に着いてしまえば大丈夫だった

それどころか、いつも沢山の友達が私のことを迎え入れてくれる

数日学校へ行かなかったら
「どうしたの、みんなみくのこと待ってたんだよ」
「昨日は授業ここまで進んだから、わからなかったらいつでも聞いて」
と声を掛けてくれる友達がいる

そんな友達の支えもあり、どうにか進級することができた
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