第30章 ゲームクリア
ヒースクリフ「ふっふっふっ。
ならばコロシアムで勝負を付けようじゃないか。
参戦したい人全てを参加させ、半減決着ルールで優勝決定戦をしよう!」にや&キラン←してやったり顔
がたっと立ち上がりながら拳を掲げるヒースクリフは
いつも見せている時とは違って、ノリノリのように感じました。
ケイト「おおー!!楽しそう!!」キラキラ
キリト「本人はやる気みたいだが、俺は…)
俺は遠慮し
アスナ「参戦しましょう!キリト君!」キラキラ
キリト「え?;」
ユイ「パパのカッコいい姿、見てみたいです!
攻略の時はいつもお留守番だったので!」キラキラ
そんな羨望にも似た眼差しに、断る術はありませんでした。
キリト「う…;
……わかった;」
アスナ&ユイ『やったー!^^』
キリト(うなだれながら、俺は結局折れた。
いつもながら…俺はどこか、ユイやアスナには甘い気がする;
ケイトにもだけど;)
ヒースクリフ「クレハ君、アルゴ君へ連絡してくれないか?」
クレハ「ええ!予選から全て計画立てましょう!
その名も『優勝決定戦』!
2周年イベントとして華々しく行きましょう!!」
ヒースクリフ「ああ!!」
ぐっ!!!
そう手と手を取り合う中、ケイトはどういうルールにするかを考えあぐねていました。
ちなみに地下階層を探索し続けた結果、私達5人は250レベルになっていました。
レベルや装備による差をどうやって均等にするかについても考えていました。
結果、スキルの使用はあり。アイテムの使用はなし。
装備については、こちらからレベルによって低ければプラス、高ければマイナス補正のつく
見た目を思ったように変えられるセリオン防具としました。
すなわち、あらかじめ用意された装備で統一するということになりました。