第30章 ゲームクリア
ケイト「庭の全体像、教えてくれない?;」ずいっ←興味津々
クレハ「ええ。いいですよ」微笑←やんわりと受けてくれた
ケイト「やった!^^♪」
クレハ「まず庭には庭園があって、池には鯉がいますし、随分昔から鴨が住み着いています」
ケイト「え?鴨?」←何故か語尾の発音が上がっている
クレハ「ええ(何故声が上端って?」←内心眉をひそめている
ケイト「日本庭園みたいな感じ?」
クレハ「ええ。昔に住んでいた家のある場所ですが」
ケイト「え?」
クレハ「随分昔から住んでいた家があるのですが、お爺様の代でお婆様を嫁として迎え入れる際に
洋風の屋敷を新たに建てて、そこへ移り住みました。
ただ、昔に住んでいたそれは流石に取り壊すわけにもいかないので、そのままにしています。
道場とも繋がっておりますし」
ケイト「ほへえー(唖然)
スケールが違い過ぎる;こちとら平凡な一軒家だし;」
クレハ「池には東屋もありますし、元々の家には茶室もあり、道場が離れのように引っ付いていて、
景観を損ねないよう現在の屋敷と昔に使っていた屋敷は場所が違います。
塀は4m程度の高さで、ぐるりと敷地を囲っていて、武家屋敷のような構えで」
ケイト「おおー!」キラキラ←前世が武士だからかそういった類のものが好きな人
キリト「物凄い豪邸なんだな」もぐもぐ
アスナ「憧れるわね、そういうのって^^」
ユイ「はい!^^」
ケイト「で、どこなの?」
クレハ「…//(目を伏せる)
聞いても、馬鹿にしませんか?//」おずおず
ケイト「?馬鹿にするわけないじゃん」
クレハ「…そのっ//」もじもじ
ケイト「?」眉ひそめ&首傾げ
クレハ「群馬の…」
ケイト「ふんふん。群馬県か」
クレハ「ええ。群馬の、前橋の…」
ケイト「前橋市?県庁所在地の?」
クレハ「ええ。
赤城山という所です」
ケイト「へえー。あの名山の!
……ってえええええええ!!!?」
クレハ「!!」びくぅっ!!
リアクションが激しいです!;