第30章 ゲームクリア
アパートの話を聞いた時…
クレハ「っ…そんなにひどい環境で人が住めるのですか!?;」
ケイト「ひどいよ!!;住めてるよ!;」
ユイ「クレハ姉ちゃんの家は大金持ちなんですね」微笑
信じられないという想いが私の中で渦巻くばかりでした…;
ケイト「っていうか、十二分にデカいよ?;クレハの家」
クレハ「?そうでしょうか?」きょとん
ケイト「うん!
ビフォーアフターって知ってる?テレビの」
クレハ「いえ。
私はテレビを見るよりは池のほとりで読書を嗜むか、もしくは武道か華道か茶道をするかで。
勉強の時は自室でしていますし」
ケイト「って機械とは無縁かああああい!!!;」
クレハ「いえ、お母様は病弱だったので、医療機器は一通り家に揃っています。
専属の医師もいますし」
『すごっ!!;』
それから立地についても念の為に話しておきました。
何分周囲が自然が生い茂っているので、駅も遠いですし。
ケイト「自然、いいねえー…
海とかで水浴びしたいなあ~」
クレハ「水浴びなら近くに大沼があるので、そこに行けばいいでしょう」ずずっ
ケイト「へえー」もぐもぐ
『・・・』
ケイト「ってええ!!?入れるの!?;」
クレハ「?
ええ、小さい頃に泳がせてもらったことがあります。
家にプールもあるので、そこででもできますが」
ケイト「ええ!!!?;」
クレハ「?…何かおかしなことでも?;」たらっ
ケイト「がしっ!!)クレハ…
一回、一般人の常識とか、そういう敷居を知っといた方がいいと思う。絶対に!」真剣&両肩掴
クレハ「…え、ええ。わかりました;後で調べておきます」
やはり育った環境によって常識は解るようです、当たり前ですが;