第29章 遭遇
ケイト「おっほぉん!
すううう!
ふぁい!」
キリト「おう!」
ケイト「せい!」
キリト&アスナ『おう!』
キリト&アスナ&ユイ&ケイト『おおおおおお!!』
ケイト「かぁっと!!」カメラの前で振り上げた腕を振り下ろす
クライン「じゃ、ねえだろおおおおおおおおおお!!!!」ケイトへ向けてエアちゃぶ台返し
ぽおおおおい
ケイト「あーれー」ひゅううう←西テラスから落下
クライン「何でお前らノリノリでやってんだああ!!」
キリト「いや、意外と楽しかったぞ」にやにや
クライン「感想聞いてねえから!!;」
アスナ「楽しかったね、ユイちゃん^^」
ユイ「はい!^^
この生放送、次々に高評価がついてます」微笑
クライン「って放送されてんのかよ!!;」
アスナ「あれ?ケイトちゃんは?」きょろきょろ
キリト「ん?そういえば…」
ユイ「動画、最後の方再生しますね」
クライン『じゃねえだろおおおおおおおおおお!!!!』
ぽおおおおい
ケイト『あーれー』ひゅううう
三人『落下したああああああああああああ!!!!!?;』ぎょっ!!
だっ!!
クライン&キリト/アスナ『ケイト!!/ケイトちゃん!!』
ケイト「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!
刺突連斬んんんん!!」
覗き込んだ直後に見えたのは、決死の表情を浮かべたケイト姉ちゃんで
まるでスパイクタイヤのように壁に突き立てながら上へあがり続けていました。
ケイト「スキルキャンセルぅぅ」
クライン「ケイト!」ばっ!←両腕広げる
ケイト「おめえええええん!!!!」ばちこーん!!←クラインへみね打ち
クライン「いっでええええええ!!!;」←痛覚遮断されてるが思わず叫んだ人
三人『あっはっはっはっはっ!^^』
キリト「無事でよかったよ^^」
アスナ「ええ、本当に^^」
ユイ「よかったです^^」
上がり終えた直後、ケイト姉ちゃんは咄嗟にスキルキャンセルをしてからクラインさんに綺麗に面を決めました。
その後の喧騒に似たやり取りも、全部…
全部が、とっても楽しかったです。
後の10月21日、記憶が戻った時に
私は、その中に入りたかったのだと知りました。