第29章 遭遇
9月になって、映像として残しておきたいと言い出す人が増え
パパとママとクラインさんとケイト姉ちゃんは、憶えている内に撮影しようということになったそうです。
はじまりの街、西側テラスでの出来事(すれ違い章参照)の撮影をするみたいです。
ケイト「よぉし撮影するぞぉ!!
ふぁい!おう!せい!!おう!!おおおおおおぉぉ!!!」拳振り上げ
クライン「なんの掛け声だ!!;
最後の音程微妙に下がった時のがカットってか!?」
ケイト「うん!!」誇らしげ
クライン「うんじゃねえよ!!;カットでいいだろそこは普通に!」
ケイト「気分が乗らん!」
クライン「知るか!!;」
『あっはっはっ^^』
クライン「ふぁい!おう!せい!なんだっけ?」
ケイト「ふぁい!おう!せい!!おう!!おおおおおおぉぉ!!!」
クライン「音程変わってんじゃねえか!!;
何で微妙に変わってんだよ!何で微妙に高くなってんだよ!」
ケイト「テンションと一緒に上がっちゃったんだYO!♪」
クライン「即ノリノリに言ってんじゃねえ!!何でラップ口調だあ!;」
ケイト「よぉし!じゃあこれでいこう!
うーうーかぁんかぁんかぁん♪レッツファイ!かぁーん!!」
クライン「何だその掛け声はあああああ!!消防車かと思ったら何でいきなり試合開始してんだ!
普通に最後だけでいいだろ!かぁーんだけでいいだろ!」
ケイト「それだけじゃ気分が乗らねえだろおお!!」
クライン「知るかあああああ!!
何で試合開始みたいになってんだ!何と戦うつもりなんだ!!;」
ケイト「ふっ…
人は誰もが…何かと闘いながら生きてるのさ」低音ボイス&きりっ
クライン「何でそこだけ変な返しになってんだあああ!!何でそこだけ真顔なんだ!
ってかお前らもツッコめよ!!;
何で俺一人で全部…ツッコミきれるかあああああああ!!(頭抱え)
いつまでも腹抱えて突っ伏してんじゃねええ!;」
キリト「いや…可笑しすぎて…」ひくひく
アスナ「^^」こくこく
ユイ「見ていてとっても楽しいです^^」にっこり
その時、不思議と色んな感情の彩を感じて、とても楽しく思いました。
ケイト「よしわかった!次こそ普通の掛け声を決めてみせる!!」
クライン「よぉし!次はツッコまねえぞ!!」
キリト「なら身構えるのやめたらどうだ?」くすくす←まだ笑ってる