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白い流星【ソードアート・オンライン】

第29章 遭遇





ケイト「まあ、とりあえず…外出なら外出で、色んな施設に行くなりあるだろ?」

アスナ「あ!レジャーランド!きっと喜ぶわよ!」

キリト「それならいっそディズニーシーランドにも連れていくか!」

アスナ「それか森の中とかも!」

キリト「いいな!」微笑

ユイ「私、行ってみたいです!パパとママと、たくさん一緒に!^^」

キリト/アスナ『微笑)ああ/ええ^^(頷』


ケイト「…子供もできたんだ。

一緒に、目いっぱい遊んで遊んで遊び尽せ。悔いのないようにな」

キリト&アスナ『ああ&ええ』頷

ケイト「というか死の危険に巡り合わせてどうすんだ」溜息

キリト「…おっしゃる通りで;」ずううん


そう言いながらケイトは背を向け、その後でかけられた声が俺達の耳を刺した。



ケイト「でも…ユイの記憶の為に危険な所まで飛び込んだのは称賛に値する。

私が来るまで、よく持ちこたえてくれた。


…ありがとう」

『!!』


ケイト「後は任せておけ」ざっ

そう安全エリア外へ向けて足を進めていくケイトに、俺は止めようとした。


キリト「でもレベルは!?ステータスが見えなくて」

ケイト「もう240レベルだ。任せとけ。HPバーならちゃんと見えてるよ。

全力でやらせてもらうぜっ」にや
じゃきっ!!(抜刀)

外に出るや否や鎌を振り下ろされる中


ケイト(あ…押し切られる)

パワー差から悟った瞬間、一度受けた力を緩やかに右下へと受け流した。


そして詰め寄ったが、瞬時に振り返してきた。


どごおっ!!

キリト「ケイト!!」

土煙が上がる中、一つの声が響いた。



ケイト「ふぅん…

随分甘いんだな。クレハの方がもっと鋭いぞ」微笑

声のする方を向けば、鎌の上で静かに立っていた。


その瞬間、見せた動きは非常に滑らかだった。



鎌を跳躍の足場として《無尽連斬》を発動。


最後の突きが放たれた後、その背へ鎌が迫る中

ケイトは振り返りながら鎌を振り下ろす腕へ向けて突き刺し、そこを起点にして《刺突連斬》を発動。


堪らずノックバックを起こすボスに

ケイト「一閃!!」《一閃》を繰り出し


鎌の一撃を上へ払いながら《怒涛連斬》。

ボスの攻撃を、一度たりとも寄せ付けなかった。



傍から見ていて非常に優勢で、次元が違うやり取りに圧巻を憶えた。


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