• テキストサイズ

白い流星【ソードアート・オンライン】

第29章 遭遇





《お助け君》


・詳細

見た目は直径8cmのストップウォッチ、ボタンは上のみ。

開閉可能で右開きで開く。

繋ぎ目は隙間が一切無く、内部は圧縮空間となっている。

その内側にスキル反射素材が合成されている為、スキルによる衝撃を閉じ込めておくことができる。

無論外側にも合成されてある為、そのまま防御にも使用可能。

上にあるボタンを押すことで連動して穴が開き、直径5mmの開口口から
攻撃系スキルならば衝撃波が纏めて、移動系スキルなら予めした回数分出る。


・利点

光等の移動系スキルを使えない人が、そのスキルをいつでも自由に使える。

攻撃系スキルを予め蓄えておける。

そのまま防御板としても使える。


・欠点

閉じ込めておける回数に制限がある。

回数が多くなるにしたがって制限時間は狭まり、後処理に困る。

回数が多ければ多いほど爆発力は高まる。



といった感じです。



後に、スキルを反射するトラップの素材中に、物理攻撃をそのまま跳ね返す素材まであった為


それをもとにして衝撃反射板なるものをケイトが作り出し

爆缶全体に付与されることになったことで
その威力がお助け君攻撃スキル100回分と相違ない威力となったのは言うまでもありません…;


おまけに武器や防具、お助け君に至るまで合成されることで

一撃ごとによる耐久力の減り具合が圧倒的に減りました。



ちなみにそのトラップはモンスターが相手を倒すまで確実に閉じ込めておく為のそれであり

それを逆に逆手に取られるなど、運営側は思ってもみなかった事でしょう…;


その結果にヒースクリフは、これでもかと言うぐらい高笑いしていました。

「滑稽」というか「実にいい!」、「非常に興味深い!!」とまで称賛しており
思いもしない変化を楽しんでいるようにも見えました。


/ 1616ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp