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白い流星【ソードアート・オンライン】

第29章 遭遇





その素材を合成された盾を用いた、『防御系統の弾くスキル』は、自分が敵へ突進した勢いに加え

敵が突進して攻撃してきた勢いやスキルまでをもまた敵へ直接跳ね返し、逆にダメージを倍以上にして返します。


そういったことから非常に有用で、今までの常識をさらに一新させました。



光を100回ほど溜め込んだそれは非常用に使って欲しいとのことでしたが

まだその器の名前は決まってはおらず…


お泊りの時に悩んでいたのですが。



ケイト「名前、なんて付けよう;」

ユイ「お助け君!」キラキラ

アルゴ「ニャハハ♪いいネーミングだナ♪」←名前を正式に発表したいとの申し出からケイトとクレハの家へ来た人

ケイト「んじゃそうしよう」あっさり
『ええ!!?;そんなあっさり!?;』汗←ケイトとユイとアルゴ以外

こうして、ストップウォッチの形状の器の名前は決まりました。



《お助け君》の正面にある小さな穴は直径5mmで

攻撃系スキル100回分の衝撃波は70層のフィールドボスを一瞬で消し飛ばすほどのもので

30分しか器が持たない理由がよく解りました。寧ろよく持ったと感心するほどです。


それを生み出したケイトは、その設計や仕組み等の情報をアルゴにせかされるまま売ることに。

皆の役に立てばとのことで、いきなりの訪問に驚いていました。



こうしてお助け君は量産されていき、非常に速い速度で広まり

後に剣等の武器までにもまた、その素材を合成にて付与されたことから
スキル攻撃に伴う威力が上記の理由に伴い、遥かに跳ね上がりました。


誰にでも作れるように、技術をアルゴを通して公表したことから

ピンチの時の脱出策が案山子アイテムだけでなく、お助け君まで応用されるようになったのは言うまでもありません。


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