第29章 遭遇
その言い訳の当時のケイトの心境↓
これ以上は無理、無理だってば、何で続くの、待ってよ待って、何か考えないと、そうだこうだ!
私嘘付けないよ?嘘ついたらバレバレなるよ;嘘つかないで話すとすると、えっとえっとおおおおお;
それでもまだ疑問は尽きないの?!、私の心はもう一杯よ、頭脳はもう限界よおおおお;
後にケイト曰く、いっぱいいっぱい過ぎてショート寸前だったそうです。
その後、リズやシリカまで私とケイトの家で泊まることになり
正式な家のお披露目を行うことにもなりました。
移動途中での休憩時ではこんなやり取りが…
ケイト「案山子の着せ替えごっこできるかな?これも仕事の一つなんだよ?」
ユイ「やってみます!//」ふんすっ!
とても嬉しそうに着せ替え作業をしていました。
そうして辿り着いた矢先、森か原っぱからしか入れず
それ以外からは基本出れないので、その注意をしておきました。
47層フローリアから東の最果てにある、年中咲き誇り続ける《桜》
その《桜》から北の最果て、
正確にはその桜へ入る為の入り口から、北の最果てに《桃源郷》という集落があります。
桜から真っ直ぐ北へ最果てまで行くと、辿り着く場所は僅かながらに西へずれ
その誤差は数百メートル程度ですが、念のために詳細を記載しておきます。
この家は《桃源郷》にて売り出されており
《桜》から真っ直ぐ北へ300mの地点が山荘という距離もあって
桜から歩いて行った方が早く着くのです。
なので、家に辿り着くまでの間に『花見』を交えることを計画に入れていました。
ユイ「わぁ~!綺麗!」キラキラ
アスナ「桜っていうのよ、ユイちゃん^^」
ユイ「とっても…とってもかわいいです」微笑
キリト「そうだな」微笑
リズ「というか…七夕イベントでの成功例なんて初めて聞いたわ」
シリカ「本当に子供って降ってくるんですね」
ユイ「はい!イベントの時に降ってきたらしいです!」にっこり
ケイト「これまで生活してきたこと、映像として残しておきたいな」微笑
クレハ「そうですね。同意見です」
そういった後、一番気にすべき本題を述べました。