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白い流星【ソードアート・オンライン】

第29章 遭遇





プレイヤーであるはずなのにカーソルがなく、モンスターでもない。

さらにNPCによるクエストならばクエスト表示がでるはずが何も起きなかった為、アスナは「なにかのバグ?」と推測したが分からなかった。

しかし介抱する為に家まで運んだそうなのですが、家まで移動出来たということは少なくとも少女はNPCではない。

何故、あんな所から降ってきたのかは分からないが、きっと年齢からすると家族と一緒にログインしているはず。


そう推測したのですが、その女の子は自身の名前がユイであること以外の記憶を有しておらず

起きてから自己紹介した後、呼びやすい形で呼んでいいと伝えた結果
キリトはパパ、アスナはママと呼ばれるようになった。


それらのことから、アスナは七夕イベントでもらった子だと悟ったそうです。

ですがそういった事例は今までに一度として無く、怪しんでいたのですが…;



キリト「あのさ、アスナ…せめてもうちょっと確認してから;」汗

アスナ「何よっ。キリト君はこの子が嫌なの?」じと目&だきっ←子供を抱き締めている

キリト「いや、そういう意味じゃないけどさ;」←顔が引きつっている

アスナ「じゃあ何?」じろっ

キリト「えーと…ケイト;」汗&ちらっ←助けを求める眼


ケイト「あー…こほんっ。

そもそも階層の天井から子供が降ってくる事例なんてないし、七夕イベントでそういった事例もない。
つまりを言うと、今回だけっていう可能性もある。

私の双短剣やクレハの双クローだって、そういう奇跡みたいな感じだったしな」

アスナ「ぱあ)じゃあ私達の子供!?」キラキラ

ユイ「ママ、一緒に…いてもいい?」
アスナ「いいわよ!もちろん!^^」

そう抱き締めながらアスナが笑うと、その子はとても嬉しそうに笑っていました。


クレハ「まあ、そうするしかありませんよね。

キリト、何か異変があったらメッセで相談を」こそこそ

キリト「ああ^^;」

ユイ「パパ!^^//」両手を伸ばす&ぎゅっ

キリト「…可愛いな//」なでなで

アスナ「でしょ!?//」キラキラ

キリト「ここでこれからも一緒に暮らすか?」
ユイ「はい!」微笑

嬉しそうに元気よく答える少女・ユイに、私達は否定などできるはずもありませんでした。


こうして小さな少女はログハウスで暮らすことになったようです。


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