第29章 遭遇
キリト「七夕か…願い事、何にする?」
アスナ「そうね…うん!やっぱり子供が欲しい!」
キリト&周囲『ぶふっ!!!//』
アスナ「?どうしたの?」きょとん
キリト「い、いや…いきなり大胆なことを言われたもので//」ごふごふっ←未だ咳き込んでいる&真っ赤
アスナ「子供が降ってこないかなあ^^//♪」にこにこ
キリト「あはは^^;
流石に七夕イベントと言ってもそれはきついと…
んっ!?;」汗
突如前へ身を乗り出すキリトに、アスナはどうしたのかと問うた。
そしてキリトが指さす先を見ると…
白い小さな人影が降ってきて……
アスナ「え!!!?」
キリト「とりあえず落下地点に!」
アスナ「どうしよう!私の願い叶えられちゃった!?」
キリト「でも願い事が叶う確率なんて1兆分の…まさか!!?;」
アスナ「そのまさかかな!?//」キラキラ
キリト「そういやイベントに参加する前に幸運判定のブーストケーキ食べたよな?;」
アスナ「ええ!たっくさん食べたわね!」キラキラ
キリト「それかあああああ!!;」
走りながらやいのやいのと言い続ける中
上空100m、階層の天井から降ってきた彼女を受け止めた。
以上が、私達へ相談された当時の説明です。
ケイト「それで、名前は憶えてる?」
「えっと…ユイです」
クレハ「それ以外は?」
ユイ「ううん」首を横に振る
キリト「どうやら記憶喪失みたいなんだよなあ」
ユイ「パパ、ママ^^//」ぎゅっ
キリト「そして俺が…パパ」苦笑
アスナ「別にいいじゃない!♪
ね^^//」
ユイ「はい!ママ^^//」にっこり
アスナ「可愛い//」ぎゅううう
白いワンピースを着た黒髪の少女は見た目からして幼く
七夕イベントがあった21層にて、22層の境目とも言えるような天井からキリトとアスナへ向けて降ってきた。
この関連性は一体?(腕組&首傾)
私とケイトとキリトは、その少女が降ってきた理由をあーだこーだと試行錯誤するばかりでした。