第28章 運動会
・追走劇
キリト「くそっ、逃げられた…
アs!!?」ぎょっ!!
アスナ「ふ…ふっふっふっ」黒笑
キリト「あの…アスナさん?;」たらたら
アスナ「こうなったら是が非でも捕まえてやるんだから…
行くわよ!船出して!!」
キリト「はい!(ぴしぃっ!!」気を付け
その頃のケイト、沿岸
ケイト「ぜーぜーぜー。
はぁー。ここまで、くれば…」
アスナ「待ちなさいこらああああ」
ケイト「えええええええええ!!!?;
まさかの手漕ぎ!!!?;」
とんでもない勢いで詰め寄っていた。
アスナ「キリト君!もっとスピード出して!」
キリト「これが精一杯だよ!!;」汗
アスナ「わかったわ」じゃきっ(抜刀)
キリト「え?;」青ざめ
アスナ「せいっ!!」
キリト「まさか」真っ青
だんっ!!!
全身での跳躍で船を足場に上へ跳び、船沈んだ。
最後に見えたのは、上空で剣を構えるアスナだった。
アスナ「フラッシング!!」
ケイト「ってここ圏外いいいいい!!;」
アスナ「ペネトレイターーーーーーーーー!!!!!!!!」
空中にてケイトを狙いながらスキルを放ち、空中から加速して突きが炸裂。
綺麗かつ、文字通り『轢いた』。
ケイト「うぎゃああああああああああ!!;」
がさささささささささささどすんっ!
最初は木の上空付近へと上がり、木の上から地面へと叩きつけられた。
アスナ「確保ぉっ!!!」
ケイト「ちょっ、まっ」
がちゃんっ!!
手錠を後ろ手にはめられ
アスナ「連行します!!」
キリト「がはっげほっ」←船ごと沈まされた人
辛うじてギリギリ圏内だったらしく、アスナのカーソルはオレンジにならなかった。
これは余談だが、あと数メートルでもずれていたら圏外だったそうな。
アスナ「キリト君、船は?」
キリト「いや…綺麗に沈んでいったよ^^;」
ケイト「弁償します…;」
そうして長い追いかけっこはようやく終了した。