第28章 運動会
アスナ「わああああ//(キラキラ)
ねえケイトちゃん、このデータ貰ってもいい!?」
ケイト「もちろんいいとも!b」ぐっ
キリト「本人の意思は!?;」汗
そう叫んだ後、ケイトは別の動画を見せてくれた。
ケイト「まあまあ、いい動画紹介するから♪」にや
不満気な俺に言われた言葉と動画に、俺は食い込んだ。
アスナ『ん…キリト君』むにゃむにゃ
ベッドの上、心なしか笑顔で眠るナイトキャミソール姿のアスナが。
アスナ「!!?//」ぼんっ!!
キリト「おー//」感心顔
アスナ「もぉ!ケイトちゃん!!//」
ケイト「まだまだ続きがありまっせ」指さし
アスナ『ダメだよ、キリト君。そんなとこ、触っちゃ//』もぞもぞ
ケイト「まさに黒歴史ファイル」にや&キラーン
アスナ「ケイトちゃん!!!!?//」涙目&睨
ケイト「我の手の中に全員分のそれはあり!!
ふぁっはっはっはっはっはっはーっ!!!」猛ダッシュ
アスナ「待ちなさいこらああああああ!!!!」
キリト「でもまあ、別に俺のは黒歴史ってほどじゃないしいいか」コーヒーを取る
ケイト「ん」動画差し出し
キリト「ん?」飲み中
再生させた瞬間。
キリト『アスナ、俺の命は君のものだ』
キリト「ぶふーっ!!!!!」コーヒーを吹く
キリト『だから君のために使う。最後の一瞬まで一緒にいよう』真剣
動画風景概要:アスナの両肩を掴んだ状態でキリトが囁いた言葉。
キリト「待てこらケイトォ!!!//」
アスナ「待ちなさい!!//」
ケイト「捕まえられるものなら捕まえてご覧あそばせぇ~♪」
ぴゅうううう
キリト「そっち行ったぞ!!」
アスナ「挟み撃ちにしましょう!」
ケイト「なら私はその裏をかくうう!!」さっ
キリト「窓から出るなんて反則だぞ!」
アスナ「反則封じをしてキリト君!」
キリト「できたら最初から苦労してない!!」
キリト/アスナ『腕ずくでも捕まえるぞ!!!/わよ!!!』きっ!
ケイト「はっはっはっはっはっー!!」ばっ!
キリト「よし、湖に追い詰め
ケイト「私に追い付けるものなら追い付いてみよおおおおおおお」
その瞬間、跳躍を用いての水上走波が行われた。
見事に水の上を走って行くそれに、俺は歯噛みするばかりだった;
が……;