第28章 運動会
シリカ「私…とっても嬉しかったんです。
ケイトさんにとっては、ただやりたかっただけなのかもしれない。
でも…そのお陰で、たくさんの人が立ち直れたんです。
だからこそ、SAOで大統領に選ばれたんですから^^」
リズベット「そうよね。
ラフィンコフィンの件でも抱え込んでばっかだったしね」
シリカ「いじめっ子の件、私はまだ赦してませんからね!」ぷんぷん
リズベット「あはは^^;
まあそれは置いておくとして、今は競技の方に集中しましょう」
シリカ「はい。
残った競技はあと2つ!
リズさん、頑張りましょうね!!(微笑」ぐっ!
リズベット「あったりまえよ!このまま優勝を飾ってやるわ!(微笑」ぐっ!
そんな会話が繰り広げられている中、あたりには変化が現れていました。
松野『おおっとぉ!!!これはなんということだ!!?
あの黒の剣士が!!まさかの!!まさかのおおおおお!!!』
エギル『うるさいんだが…;』
松野『執事だああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!』
リズベット「これって、一種の『悪質なコスプレ強要』じゃない?」
シリカ「し、しかもその格好のまま走らないとなんですよね?;」
リズベット「拷問だわ;
まあ、キリトのお題目はナイスだけど」
シリカ「でも更衣室もあるみたいですし、すぐ早着替えしてから猛ダッシュすれば問題ありませんよね!」
そう1着でゴールする二人を尻目に
リズベットとシリカは共に、恥ずかしい格好が当たらないよう祈っていました。
松野『青組1着でゴール!!メイド姿の閃光(アスナ)と一緒だあああ!』
エギル『これで同率1位だな。他の連中がまだ出てこないが大丈夫だろうか…;』
そんなエギルの心配そうな言葉通り
羞恥心からか恥ずかしがって、更衣室から未だ出てこない人も多数いました。
これぞ仮装レースの醍醐味とでもいうのでしょうか?(汗)