第28章 運動会
クレハ「やはりあなたはただでは負けませんね。
綱引きという純粋な勝負では負けましたが、最終的な結果は勝ちに終わりましたし」
ケイト「発想の転換だよ。
クレハが先に走って行って、それを追いかけた時、その一本道の激しい傾斜から発想を得たんだ。
まあ何が言いたいかって言うと!(どどん!)
クレハ大好き^^//♪」ぴとっ←好きで仕方ない人
クレハ「次の種目が始まりますよ、もおっ//」こつんっ←まんざらでもない所か嬉しい人
引っ付いてくるケイトへ軽く小突きつつも、それが嬉しく感じて笑ってしまった。
ヒースクリフ曰く、『あれほど心底驚かされ、切羽詰まった戦いは「生まれて初めてのこと」だった』とのことでした。
その言葉とは裏腹に、とても楽しそうに満面の笑みを浮かべる様に、私はただただ苦笑するばかりでした。
リズベット「次こそは!!」
シリカ「発想と、頭の転換」ぶつぶつ
ゴトフリー「そしてガッツだ!!」
そういった言葉と共に白組は去って行き、団体種目が開始されました。
昼の部が始まって、綱引きを終えるまで1分15秒の時間を要しました。
それから後、5分間の次の種目参加者集合時間の間のやり取りが上記の通りでした。
そして次の団体種目は台風の目です。
開始後の参加選手達
「本当に台風ってどうすんだああああ!!;」
「何でフィールドボスエリア走らなきゃいけないんだあああああ;」
「そのエリア中央で回転ってきついにもほどがあんだろおおおおお;」
その様子はまさに、阿鼻叫喚そのものでした。
その頃の観客席
ノーチラス「出たのが徒競走と障害物競走だけでよかった…;」ぼそ
ユナ「?どうしたの?エイジ君」
ノーチラス「いや、何でも;」汗
『普通のものが一つもない…;』
それが彼の感想のようです。