第27章 休息
・アスナの場合
ケイトがキリトとそうやって元気良く会話している時、アスナが通りがかりました。
その様子を数秒ほど凝視した後、アスナは小さく呟いた。
アスナ「ごめんね…」ぼそ
ケイト「?」
アスナ「あの時、限界だったんだよね。
そう言うしかないぐらい、いっぱいいっぱいだったんだよねっ…?(涙目)
ごめんね…(ぷるぷる)
頭ごなしに怒って、しちゃダメだなんて言われたら、辛かったよねっ(涙)
ごめんなさいっ」ぼろぼろ
ケイト「ぎょっ!!)!?;
べ、別に泣かなくても大丈夫だよ!;」あわあわ
アスナ「でも…逆に、追い詰めちゃったよね;」ぐすっ
ケイト「あ…
逆に言われたら辛いっていうのはわかってる。
でも…それぐらいきつくって、死にたくてどうしようもなかったんだ。
止められなかったんだ…
いつもなら、そう思いかけても大丈夫だって自分に言い聞かせてた。
皆に嫌な思いなんて、させたくなかったから…
死にたくっても、無理やり押さえ込んでただけなんだ。
こっちこそごめんね…もっと、周りに愚痴とか溢しとくんだった。
軽くでもいいから、ちゃんと言っとくんだった。
ただでさえ自分は、何かしら抱え込む方だから」俯
アスナ「でも…元気になって、よかった;
心配したんだよ;;」ぐすっ&ぎゅうっ!!
ケイト「ごめん…(ぶわあっ)
ごめんね、アスナあああああ;;」わあああん&ぎゅうっ!!
キリト「ははっ…仲直り、かな?」微笑
クレハ「そうですね」微笑&温かい眼
そう互いへ謝罪の言葉を泣き叫びながら抱き締め合う二人を見て
私達二人は笑うばかりでした。
いつものようにぶつかり合えたようで、よかったです(温かい眼&微笑)