第27章 休息
~おまけ・終~
再び本部へ復帰した時には、既に最初に倒れた5月1日から3週間ほど過ぎていた。
これは、復帰を正式に果たしてから再会した時の話です。
日付にして、5月22日のことでした。
・キリトの場合
キリト「よっ、調子はどうだ?」
ケイト「元気!(ふんすっ!」両拳握り腰元に構える
キリト「ははっ、そりゃよかった!^^
無茶するなよ?言い辛い時でも何でも言ってくれ」微笑
ケイト「じゃあ質問!」挙手
キリト「何だ?」
ケイト「何でも聞いていい?」
キリト「ああ、俺でよければ何でも聞いてくれ」微笑
ケイト「うーん、じゃあ…
男の人って生理のことどう思ってるの?」
クレハ「ケイト!?;」ぎょっ!
キリト「そ、それは困った部類の質問だなあ;」
明後日の方向を見て狼狽する彼は冷や汗だらだらで、完全に表情から全体までひきつっていました。
ケイト「?」
キリト「いや、そのっ…
結論から言うと、少なくとも俺はしんどそうだなあとか
心配する要因ではある…かな^^;」しどろもどろ
辛うじて言葉に出したものの、気まずそうに頬をかいていました。
ケイト「そっか、男の人ってそういうの何とも思ってないんだと思ってた」
キリト「いや、心配はすると思うぞ?人にもよるだろうけどさ。
(逆にクラインあたりは喜んで食いつきそうな気がするな」汗&思案顔←失礼
ケイト「?」
キリト「いや、何でもない^^;」
ケイト「でもありがとう。生理の相談を男の人にするわけにはいかないだろうし、でもどういった認識を持ってるのかもわかんないから知りたくってさ」
キリト「あ、ああ。助けになれたのなら何よりだ^^;
ただ、他の男には言うなよ?;絶対に!」ずいっ
ケイト「?うん、わかった。男の人には言わないよ」頷
キリト「よし!(これでクラインルートは阻止された!」ぐっ!
ケイト「?何でガッツポーズ?」きょとん
こんな水面下でのやり取りに気付かないとは…
本当に、ケイトは鈍感ですね;
私も私で、クラインならと危惧していましたが←同じ心配をしてた人
その場にアスナがいなかったのが、せめてもの救いでしょうね(溜息)