第27章 休息
状況の変化を整理すると、以下のようになります。
2022年11月22日、私とケイトは出会いました(428ページ参照)。
そして時を重ねること一ヶ月、私達は互いに惹かれ合っていき
気付けば互いに、お互いが『初恋の相手』となっていました。
2022年12月26日、私の25歳の誕生日にケイトから告白されました。
結婚を前提に付き合って欲しいと、一生を共に過ごしたいと。
その当時、私も懇意に感じていて、初恋だった為…
両想いだったことがあまりに嬉しく、後先考えず了承してしまいました。
彼女からのあの言葉(811ページ参照)もあって、余計に『あなたとなら…』と考えてしまったのです。
それからは変わらず、互いを高め合うよう修業に邁進していました。
ただ、トラップ部屋対策の件で大変だったらしく、それに私も付き合っていました。
ですが、2023年の正月を通り越した時に冷静になって考えてみると
女同士では子供ができないことをその当時になって思い出し、家の事情を説明しました。
でも別れたくはなく、それはどちらも同じで…
それでも、それでクレハの家が存続できるのならと涙を呑んで別れることを選んでくれました。
それから時は流れ、2023年8月頃に互いの結婚相手が確定しました(785ページ参照)。
それでもお互い、互いの想いは捨てられず、ずっと懇意にしていました。
何度も修業をしていく内、秘書として隣に居る内…その想いは強まる一方でした。
2023年に入って私達が別れてからは
攻略しながら料理人育成に音楽の普及、一大ギルド《白の鳳凰》発足、
レジャーランド建設(5月に完成)、ディズニーシーランド建設(9月に完成)と次々に目まぐるしい変化があった。
4月上旬、ケイトが徐々にクラインに惹かれていき、嫉妬を区切りとして付き合うことに(161ページ参照)。
8月上旬、私もまたグレイクに惹かれ、付き合うことに(272~274,284~287ページ参照)。
12月24日、私はグレイクと結婚しました(535,552ページ以降参照)。