第27章 休息
ケイト「ぐれはああああ;みんなああああ;
こんな、ごめんんんんんんん;;;;」びええええ
クレハ「そう泣きじゃくるよりも今は…まあいいです」
ケイト「えっぐ;ひぃっぅ;;」涙震
私にしがみ付きながら泣きじゃくるケイトに、私は小さく溜息をついた。
少しは前進できた、ということなのでしょうか…
ここに来るまで、とても大変だったことも含めて…何故か、妙に感慨深い心地になりました。
ケイト「ファーストキッスはクレハだからねええええ;;」
クレハ「ええ、知っていますとも。
私も寝た振りをしていましたし、熟睡するあなたを見て気付けば唇を奪っていました//」
ケイト「初恋だったからって眠ってる間にごめんねええええ;」
クレハ「それを言うなら私もそうでしょう。
第一、12月の1層攻略以前の出会った時から行動をほとんど共にしていたんです。
宿屋に泊まらないといけない時でも一緒だったし、気付けば…//
その…惚れていて//
初恋同士だと解った時なのだから、仕方がないでしょう//」ふいっ←思い出して真っ赤
ケイト「私だって…//
12月の下旬頃、クレハの誕生日だって知った時に告白して…
まさか同じだなんて思いもしないってば/////」
クレハ「!?それは振られる覚悟で!?」
ケイト「そうだよ!;だって言葉キッツいんだもの!;」
クレハ「それはあなたを心配するからこそです!大事に想っているからこその反発です!」憮然
ケイト「だってだってええええ;(半泣」わあああん
クレハ「…とりあえず、落ち着きましょう;」汗←やっと冷静になった人
何度も拳を上下に興奮気味に振るケイトを見て、ようやく私は冷静に戻りました。