第27章 休息
クレハ「こほん//
まあいずれにせよ、そのお陰で圧倒的な力を持っているでしょう?」
ケイト「うん。AGI全振りにしていたお陰かすんごい高速でさ!
STRに全く振っていなくっても、物凄い連撃数だから大ダメージでね!
初めてスキルを撃った時、ものすんごく嬉しかった!^^//」キラキラ
クレハ「あの頃
既に私達の心が惹かれ合っていて、結婚したいと常々言い合っていましたね。
ディズニーシーランドの船の上での件もあって、余計にその想いは加速しました//」
ケイト「うん//
あの頃は本当に…クレハが居てくれて、いつも助けられてた。
今も現在進行形でさ//
クレハが出会った頃からずっと、横で支えてくれたり
元気付けてくれたから、私はあぁいう風に振る舞えたんだよ//」
クレハ「それを言うなら私の方こそです//(目を伏せる)
私も…あなたのお陰で、たくさん学びをもらった。
あなたが居るこの世界だからこそ踏みとどまれた。
私の命は守られ、あなたのものとなり、共に競い合うライバルとなり、唯一無二の親友となった//
白の鳳凰で、皆と共に邁進していく喜びを知れた。
仲間というもの、友という存在、馬鹿みたいなやり取り…
じゃれ合いや喧騒など、他愛の無いものから意味のないものまで……
そんな目まぐるしい変化など、昔の私には想像さえもつかなかった(微笑)
それまでの私にはなかったものです//」涙目
ケイト「!」
クレハ「だからこそ私、あなたにはあなたの幸せを追い求めて欲しい(真剣)
あなたの人生なんですから、人の為に蔑ろにしないで欲しい。
たとえそれがどれだけ迷惑のかけるものであっても、人の為と自分から自分を押し潰されないで欲しい」
ケイト「でも…できることなら、私は」
クレハ「その気持ちはわかりますし
そういう所は凄くいい所です、人にとっては。
でもあなたにとっては違う」
こうして話は、これからを生きていく上で欠かしてはいけない真髄へと突入していきました。