第27章 休息
流された当時の実況↓
クレハ「ケイト!待ちなさい!!;」
どんぶらっこっこどんぶらこ~♪
どこからかそんな音が聞こえそうな流されっぷりでした。
仰向けで流されていったからか、呼吸ができていたようで何よりです。
それから意識が戻るや否や池へ探検に行った所、横27.5m、縦32.4m、深さ10mと非常に広かった。
そしてその中には魚がたくさんおり、それを見た瞬間ケイトが叫んだ言葉は…
ケイト「大漁だああああああ!!!」キラーン
クレハ「やめなさい馬鹿!;」
ケイト「えー;
人間というのは、何かを殺して食べて生きていくものなのに?;」
クレハ「そこは否定しませんが、これらは愛玩動物として育てるべきでしょう。ペットです」
ケイト「う~ん、でもエサやりとかどうしたらいいんだろ?」
クレハ「やらずとも生きていけるだけの環境のようですよ?」
ケイト「自然生息が可能なのか、凄いね」
クレハ「ええ。私の所でも似たような環境です」
ケイト「おお!そんな環境を作り出せるなんて」
クレハ「池の中に苔が生えているでしょう?
典型的な人の手が加えられていない『自然環境』を維持しているのだと思います。
藻や水草、泥の中の微生物を食べているのでしょうね」
そのように話し合った後、私達は共にずぶ濡れの為
池の調査で潜って環境をその目で確認したり、競争で泳いだりしていました。
無論、私の勝ちでしたが//(ふふん)←真っ先に言い出し、なおかつ家に近かった人←うるさいですよ
それから後、私達は冷えた体を温める為に風呂へと入ることにしました。