第27章 休息
ちなみに例の桜はただの桜ではなく、年柄年中咲き続けるという特別製の《桜》でした。
それは先程書いたように、いつでも山荘3階テラスから一望できます。
庭には家を横切る『川』と、その水が流れ込んでたまったことによる『池(ため池)』があり
山荘の庭側には『森林』が、本館の庭側には『原っぱ』があります。
川の上流には『花畑』があり、とても綺麗に花弁を散らせていました。
その花畑の中に『水車』が2つありました。自家発電の為でしょう。
ちなみに、山荘の3階テラスと3階の天井窓以外の部分の屋根には、太陽光発電の為か『パネル』がいくつか置かれてありました。
そして1階の床は、露天風呂にあたる場所で温泉が常に湧き続けているからか年中温かく
その温められた空気が3階まで届く為、暖房要らずでした。
逆に冷たい空気を送る場合、それまで溜めた電気をもとにエアコンにあたるシステムを作動させるようです。
池の中には鯉などの魚がおり、エサが無くとも自力で生きていけているそうです。
池自体も広大なもので、船を購入して乗ることもできるようです。
森林の中には小さな東屋があり、自然の空気を吸って寝て過ごすこともできるようです。
キャンプとして外に出る際にしてみるのもありかもしれませんね。
ちなみにその位置は森林のちょうど中央、縁側から歩いて25mほど先です。
原っぱはきちんと整地されており、バドミントンやら好きな競技をすることができるようです。
サッカーやバスケなど、好きなことができるようで
また新たにその場所に何か建てるのもありかもしれませんね。
以上が、私とケイトが買った一軒家についての記述です。
(詳細の見取り図や全体図については、作者プロフィールのホームページにある画像参照です。
読者様方の想像の助けとなれば幸いです)