第27章 休息
買った一軒家について説明します。
その建物自体は3階建てで、木造家屋となっています。
建物は、川を挟んで『本館』と『山荘』に別れており
本館2階と山荘2階、つまり2階エリアで渡り廊下によって繋がれています。
本館では見晴らしのいい庭へ面しており、屋根付きの1階木造テラスとを繋ぐ大きな窓から直接外へ出れます。
山荘では山に面しており、そちらから真っ直ぐ300m走った所に《桜》があります。
山荘の一番上の階である3階は階段と倉庫
外へ出る際に使用する窓部屋以外が『広大な木造テラス(屋根なし)』となっており
そこから桜を眺めることができ、ハンモックで星空を眺めながら寝ることも可能。
森に囲まれている為か、どこか空気がよく澄んでいるように感じるのが長所です。
その短所は雨が降っている時は使えない点だけです。
倉庫とはストレージ以外に物をデータとしていくらでも保存しておける場所で、家の所有者である私とケイトしか開くことはできません。
1階には茶室、囲炉裏、和室と縁側があります。
どちらも庭に面しており、茶を飲みながら自然を体感できます。
2階には和室が2つあって客を泊める為の場所となっており、他にも寝具入れ、本館と繋ぐ渡り廊下があります。
本館の1階は、原っぱの庭に面した場所へ向けて広大な木造テラスがあり、そこから庭へ降りることもできます。
また1階全てがLDK、キッチン用具は壁へ収納されており、キッチン自体コンパクトで実用性に秀でたものとなっています。
キッチンのすぐ近くに板を挟んでダイニングがあり、机を挟んで椅子が置かれており、そこで食事をとります。
そこからカーテンを挟んでリビングとなる『広大な部屋』があり
テラスの出入口も兼ねた大きな窓の近くにソファーやらが置かれています。
普段はそこでのんびりと日に当たって過ごすことが多いです。
そのソファーがある場所は客間も兼ねています(前にアスナ達を招いた場所はそこです)。
2階には洋室が2つあり、それと階段以外はベランダです。
3階には倉庫とベッドがあり、広大な庭を一望できます。
ベッドがある部分の天井がガラス窓となっており、外の空気を入れることも可能。
川の傍に温泉が湧いており
1階山荘側に檜風呂、1階本館側に石風呂として別れ、露天風呂まであります。