第26章 攻略再開
~おまけ・終~
・昨日の件の続き
2024年5月8日AM10:00
連絡も断っていたことから、余計に心配になって駆け付けたそうです。
クレハ「私も私で仕事をしていたとはいえ相当の激務だった為気付けなかった。
以前のように、一緒に寝れなくなった時点で周囲へ確認すべきでした。
ただでさえ人の為なら無茶をする性格だと知っていたはずだったのに」
そのウィークリーアルゴには、ケイトが『精神崩壊の一歩手前』との記述もありました。
そして『その仕事の総量は、普通の人の30人分を13日間成し遂げ続けていた』ことが明かされていた。
現時点においての彼女は精神的にもう疲れ切っており
『死にたい』と言い出すほどで、仕事をしていないと手持ち無沙汰のようで、ただただ無気力になっていた。
自分のしたいことが、何もないようにも見えるほどに…
そういったことを伝えてから中へ入れたのですが、やはり問題になりました。
やはり、どうにも限界だったようで一緒に遊ぼうと気分転換させようとしてくれたのですが
『死にたい』と言い出す彼女にアスナは怒り、キリトは必死に止めてなだめ、クラインはダメだと言い聞かせた。
グレイクについてはいい方法を考え付いたようで転移結晶で白の鳳凰本部へ飛んで行った。
そんな主張をするクライン達により、ケイトは見るからに余計に塞ぎ込みかけていった。
音を立てないよう深く溜息をついて、諦め切ったように目を逸らし、ふらふらと森へ入って行こうとした。
クレハ「ぎり!)帰って下さい!!」
そう叫んで、無理やり三人ともケイトの視界に入らないよう突き飛ばした。
そしてケイトの手を取った折、私は言い聞かせました。