第26章 攻略再開
4月30日PM6:30に連れ出した後、話し合ってから一緒に寝た。
その次の日の5月1日の朝に再び倒れ、3日間意識を失った。
5月4日朝、目を覚ました後で再び次の日の朝まで倒れる。
5月5日朝、再び目を覚ましたものの何もする気が起きないらしく
医師に診てもらった所、先述したように鬱病との診断でした。
それだけでなく、『寝ず飲まず食わずの状態のままでなければ片付かないほど』仕事詰めな状態が13日間続いたこともあり
ふと気付けば「次の仕事を」と言ってくることから、ワーカーホリックにもなりかけているとのことでした。
本人と話して、それ以外に『やりたいこと』を聞いてみた所
ただ、私と一緒に寝たいとのことでした。
5月6日になってから、一日遅れですが端午の節句ということで
昔にケイトが開発して作った料理を出しました。
ワタアメ、柏餅、ちまき…
どれも一昨年の内にケイトが頑張って作り出したものだった。
それでもまだ無気力状態のようで、悪夢に苛まれているようでした。
『マスター、この仕事が』
『団長、この件は』
『案山子アイテムの件で問題が発生』
『至急対応策を』
『今後の方針の制定を』
『ギルド同士の提携の為の会合が』
『次のイベントですが』
『班分けの件について問題が』
といったような報告やら仕事があり続ける有様だったらしく
実際にあったことから余計に、寝ただけでしんどくなったようです。
第47層、フローリアから東の奥深く
誰も到達できなかった未開エリアに《桜》があります。
そこから北へ行き、最果てにある森にて集落があります。
それが前のフォレストエルフの村で、同性婚ができる唯一の場所でした。
そこに私達は休暇も兼ね
結婚式の祝いとして二人で買った一軒家にて、平穏無事に暮らしていました。