第25章 花見
ケイト「結婚できるの!?私とケイトが!?;」
クレハ「いいえ、私とケイトです」汗
ケイト「ケイトと私が結婚できるんだね!?・・;」
クレハ「いえ、ですから!
『クレハ』と『ケイト』がです」
私を指さしてから、ケイトを指さしてわかりやすく伝えました。
そうすると一時混乱状態に陥った後、理解してくれたようです。
ケイト「うん、そうだねぇ~!(ぐるぐる)
って私とクレハが結婚んんんんんん!!!?;」汗
クレハ「ええ。そして子もできますとも」
ケイト「できるの!!?」
クレハ「ええ。今の医療技術ではできるとのことです」
ケイト「そうなの!?;」
クレハ「ええ。
ですから結婚しても別に問題は上がりませんし、日本においても同性婚は認められているので…
あの、聞いてます?;」
ケイト「………………」ちーん
ダメですね、目が遠くに行っている;
それを見る中、私は必死に訴えかけました。彼が掴んだ情報を…
ヒースクリフに頼んで外での情報を仕入れてもらった結果
それから1年半が経った現在、2024年においては
「治験において母子共に安全と認められたことから
医療としてその技術を用いて同性間に子を遺すことを許可された」そうです。
その情報を語ると、全くもって諦め切っていたようで
そんなことができるとは思っていなかったようで…
嬉しさのあまり、その場で膝から崩れ落ち、泣き崩れてしまいました。
やれやれ…
これはまた…落ち着くまで3時間はかかるでしょうね;←経験上の予測
それにしても、クライン…
話さなければ、黙ってさえいればケイトと別れずに済んだものを…
彼女の幸せをそれだけ願ってのことだとわかっていたからこそ
頭を下げて感謝の旨を述べると共に、職の紹介をさせて欲しいと伝えました。
その職については、また後日に語りたいと思います。