第25章 花見
2024年4月6日
第47層、フローリア
そこには今までよりも花がとてつもなく多くありました。
そこについた矢先に見えた光景はとても幻想的で
花弁が天を舞い、煌びやかな光景に私達は目を輝かせるばかりでした。
クライン「おおおおおお!」
ケイト「こりゃグレイクも連れてきた方がよかったかも」
クレハ「大丈夫です。先日第22層でデートに行ったばかりですので」
四人『マジで!?;』
クレハ「マジです」淡々
ケイト「そりゃ知らなんだ;」
キリト「でもカップルが多いな」
クライン「へんっ。リア充には負けねえぜ!
こっちには恋人が…
ってあああああああああああああああ!!;」
キリト「?どうした?クライン」
クライン「あれ!;」右前腕に目を押し付けて泣きながら指さす
その先には言わんや…
ケイト「クレハ、一緒に歩いててどう?//」
クレハ「そうですね。恋人気分です^^//♪」
ケイト「私もだよ^^//♪」
イチャイチャ♪ベタベタ♪
キリト「うわあ…;」汗
アスナ「本当の恋人ほったらかしてる;」汗
クライン「俺なんてその程度のものだったんですかあああ!?;;」しくしく
ケイト「!
ごめんごめん!
つい癖でクレハと一緒に行きたくなっちゃって」汗
クライン「前にデート行っただろ?
ツッコみで壇上まで殴り飛ばされて、急に足を上げるダンスやる羽目になったけどよぉ;」
キリト「あれ以来行ってなかったのか;」
クライン「そりゃあんだけ怒ってたら誘うに誘えねえよ!!;」
アスナ「そこはもう自業自得ですよね」心なしかじと目
クライン「うぐっ;
それ言うなら男子全員に言ってくれええええ;」
キリト「そもそもつるつるのポリゴンなんだから毛がはみ出るわけがないだろう?」
アスナ「キリト君?それって興味あったってこと?」じとおおお
キリト「ないない!全然ないから!;」
クライン「裏切り者おおおおおお;」
その泣き叫ぶ声が木霊する中
私とケイトは三人を抱え、光で丸ごと圏外の入口へと突っ走りました。
これ以上は周囲にとって大迷惑でしょうから。