第4章 攻略組
アルゴ「情報料はたんまりとらせてもらうゾ?^^」にやり
キリト「はいはい;」苦笑
無論、アルゴからはたんまりせしめられた。
アルゴ「あ、コルよりも刺身が食べたイ」きっぱり
キリト「じゃあ第4層の水の都だな。魚を狩りでか?」
アルゴ「ああ、大物ナ」にっ
そう笑うアルゴに…どうやって魚を釣ろうか、若干悩んだ。
やっぱり、餅屋は餅屋だよな…
そう考えて、一度ケイトに相談してみることにした。
すると…
ケイト「素潜りでやるのが一番早いよ」
キリト「え!?;」
ケイト「この時期は寒いだろうけれど、短剣で突き刺して狩ることにしてる」
キリト「なるほど…」
予想外の答えに驚きながらも
実際に付き添ってもらって教わりつつ、やることになった。
その結果、上物がとれた。
俺はSTRを多めに振ってあるから、身の丈よりもでかいそれを持ち上げて
調理場に持っていき、後はプロにお願いした。
すると、綺麗な刺身の開きが出てきていて…
俺も食べたくなった。
が、やはり…
本人にとっての普通は、俺達の普通とは違う。
本人は人の為に動き、その人が嬉しそうに笑ってると、嬉しそうに笑う。
だが、自身がひどい目に遭っている時に、周囲がそれを見て幸せを感じて笑っていない場合、本人はそれを「おかしい」と感じる。らしい。
心を開いてから無邪気にふるまうようになったのも、きっと…
小さい時に、したくてもできなかったからこそなんだろうと思い至った。