第24章 誕生日とエイプリルフール
その頃のケイト↓
ケイト「?どうしたんだろ?急にしゃがみ込んで…
って仕事仕事!;」汗
私達のやり取りが聞こえていたわけではないが
その変化に注目しつつも、仕事へと再び取り掛かりました。
おかげで、何でかがわからないままでよかったとも言えます。
数分後
クレハ「とりあえず、今は作戦を実行することだけ考えるべきかと」キラン
アスナ「ええ!」キラン
キリト(散々ツッコんでた俺の立場は?;)たらーり&引きつり笑い←これ以上は言うまい
私達はどちらともなく自然と立ち直っていました。
キリトのそれを無視したまま←おいおい;(実況ツッコミ)
クレハ「ではいきますよ!」
アスナ「はい!」
ざっ!!
キリト(だから俺の立場は!?;)ぐああああ←ツッコみたいけどツッコめず、頭抱えて悶えている人
クレハ「ケイト!」
ケイト「?どうした?」
そんなキリトを放置して、私とアスナはケイトの机の前へ足を歩めました。
そう名を呼んで声をかけると、書類から顔をあげてくれました。
大丈夫。計算通りです!
クレハ「少しお話があります」真剣
ケイト「!…真剣な話、なんだな?」ことっ(ペンを机に置く)
クレハ「ええ」頷
アスナ「実は、一人のプレイヤーが密閉空間に取り残されていて
脱出できない状態にあるの」
ケイト「!イエローの光はどこだ!?」
クレハ「ご安心を。既に確かめております。
場所はあなたが昔に閉鎖空間を作った場所です」
ケイト「わかった!崖の裏手だな!」だっ!
アスナ「待って!」
ケイト「?どうした!」
アスナ「私…私も一緒に行かせて!」
ケイト「…わかった」
クレハ「私もお願いします!」
ケイト「わかった!皆で行こう!」
キリト「…俺もか?;」
ケイト「当たり前だ!お前ら三人頼りにしてんだから!!」
一人がいつの間にか省かれていたことは知る由もない。
グレイク「はくしゅっ!!
ぐす…風邪?;」
バレンタインとホワイトデーでチョコをケイトと私から渡された、白の鳳凰の副団長・グレイクは
そんなやり取りが行われていることは露知らず、くしゃみが自然と出た後でもなお仕事に明け暮れていました。