第23章 イベント行事
ケイト「まあ、なんにせよ…
『常識や固定観念にとらわれるな。
自分にできることに目を向け、頭で考えつつ行動に移せ。
たとえそれで上回る行動をしようが、考えることと動くことは絶対にやめるな。
それをやめたり停止したり、諦めた時が…死に至ると思え。
『死の境界線』だと思ってもいい』
絶対に、これだけは死んでも忘れるな」
『ああ/ええ』
その言葉に、私達は頷いた。
私達の命を案じてのことだと、瞬時に伝わってきたので。
彼女の中ではきっと、死なせたくないと心から切に願っていることでしょう。
自分にできることを考え、それを伝えることだと思った。
だからこそその有用性を伝える為に実戦で伝え、その大切さを印象付けた。
そう考えた後、確認を取りましたが合っていたようです。
そして今…
ケイト「おぉっしっ!アルゴに追い付いた!!」
クレハ「でもここからが正念場ですよ。
狙われる立場になるのですからね」
ケイト「それを言うのなら最初からだ。
僅か5分であの高ポイントだ。
いい感じに仕上がってきてくれて私は嬉しいよ」にやにや
クレハ「ケイト…
酔っているとはいえ、その格好はいかがなものかと;」溜息&頭抱
ケイト「ん?」
クレハ「何で上半身脱ぎながら私に抱き付いているのですか;
しかも後ろから」汗
胸の感触が…//;
ケイト「決まってるだろ!
暑いからだ!!」
クレハ「断じてそういう問題ではないかと!;」
ケイト「好きだから引っ付いていたいの。
肌と肌が触れ合いたいのおおおおお//」すりすり
結局…
酔いつぶれたケイトは制御不能でした;
挙句の果てには上機嫌に歌まで歌いだし、結果として…
私まで脱がせにかかるほど悪酔いする始末でした;
何とかそれだけは阻止しましたが、抱き締め合う時は変わらぬまま…
気付けば終了の5時の鐘が鳴り響き、違反者が0のまま『優勝者』が確定しました。