第22章 異変
そもそも、嫌いな点、嫌な思いをさせられた点に対して
何年もずっと学校にいる間中いじめ続けるという方がどうかしています。
それでも彼女は負けず嫌いだったから通い続けたわけですが、そのせいであぁなったわけですし…
彼女の普通が、その長年の時を経て変わってしまった。
明るかったそれが消え、将来の道さえも全て変わるだけでなく障害まで残った。
遊び半分でやったことでもやはり赦せない!(ぷるぷる)
ケイト「?どうした?クレハ」
クレハ「いえ、私の問題です」
ケイト「…辛くなったら言えよ?」
クレハ「わかっています。あなたも遠慮なく言いなさい」
ケイト「ぐさっ)あはは^^;うん、頑張るよ」苦笑
いじめっ子の所業の全てを撮る中、怒りに震えていたのですが
当のケイトはそれに気付いてから心配したようですが、やはりその心配を自分にも向けて欲しいと切に望みました。
するとケイトはいつものように苦笑し、困ったなあという顔を向けてきました。
まあ、確かにああいう環境で今まで友達と呼べる存在などいなかったようですし
私を『初めての人』だと言うぐらいでしたから…
というよりも!
友達だというぐらいならそれぐらいやってみなさい!!
まあ、友達一つでもやはり色んな種類があるでしょうが…
でも、ケイト曰く初めて話しかけてくれた人というのは気になりますね。
23歳から24歳になる頃から知り合い、ケイトは今も『友達』と想っているようですが…←リアル(小説書いてる方の世界、SAOの世界)共通
一度お会いしてみたいですね(キラン)←嫉妬?競争心?
ケイト「ぞくっ)っ!?;な、なに?;」悪寒&たらーり
クレハ「いえ、何も」淡々&ふいっ
私がジッとそのような想いと共にケイトを見つめていると
ケイトは何かを感じたらしく、背中に冷や汗を流しながら引きつった声で尋ねてきました。
それに目を逸らしてから映像を撮ることに集中しました。
それから後、皆が揃うであろうPM3時半過ぎまで一部始終撮り続けた。
そして…その映像を手に、私達は教会へと乗り込みました。
シスターと、集められた子供達の前で見せる為に。