第21章 波乱の幕開け
~おまけ、補足~
・新たな技、名の由来
《光:連用法》
光を使った状態にて起こり得る発展技。
光での体感時間が200年を過ぎた後に起こるイベント。
下手をすれば身体が光へと溶ける上に死ぬので要注意。
その前に会得しておけば、自然と強制的に光と身体が溶けるイベントはない。
ただし、それは状態異常と同じ扱いなのでアイテムを使えば戻る。
しかし結晶は効かず、既定のアイテムしか効かないので注意が必要。
会得して装備スキルへ追加しておけば
たとえ『光』を使わなくとも装備した時点で全ての把握が可能。
常時発動型の感知スキルでもあり、パッシブスキルでもある。
ただし、必要とする情報が全て手に入るわけなのだが
具体的な例やイメージが浮かんでいないとそれを探し出すことはできない。
人物に関しては特徴や見た目を覚えておけば瞬時に把握可能。
連用法の名の由来は、どんなスキルを出していても常時発動されており、硬直時間がない。
すなわち、『連』続使『用』していたとしても解けず、光を本当の意味で扱いこなした際に身に付けられる方『法』。
連用法と略称したそうです。
後にヒースクリフがそう説明してくれましたが、ゴロが悪いと伝えると苦笑していました。
ちなみに、光を使っていたとしても解いたとしても解除はされません。
なので攻撃しようとされた場合はすぐわかりますし、目論見も筒抜けとなります。
それに伴い、より警備課の手間が非常に減りました。
ケイト「いっそのこと、その危険を感じた際に発する感情を感知して、光を示す『板』を作ろうよ。
モンスターや命の危険度が高い順に、警備の優先順位を決めてさ」
クレハ「ええ。
そしてその板を参考に、フォロー課が警備課の担当地域に居る方へ直接メッセージで連絡を回すという手段で行きましょう」
ケイト「もし本当にやばいぐらい命が危険になったら、私かクレハが行くことにしよう!」
クレハ「ならば一日交代でしましょう。
今日は私が、次の日はあなたが、念の為に私にも連絡して下さい」
ケイト「わかった」
そうして…安全性は遥かに上がりました。