第21章 波乱の幕開け
1分前…
M-1グランプリの登場曲をケイトがノリノリで口ずさみながら
キバオウと共に壇上のマイクの前へと入ってきました。
ケイト「Yes we can, can, can, can, can!Yes we can, can, can, can, can!」
キバオウ「あーどうm
ケイト「Yes we can, can, can, can, can!Yes we can, can, can, can, can!」
ぱん!ぱん!ぱん!ぱん!ぱん!ぱん!
と同時に何を思ったか始めようとするキバオウを差し置いて
その前を行ったり来たりしながら、会場の皆へ向けて両腕を振ってパフォーマンスをし
懸命にリズムよく両手を叩きつつ、笑顔で左へ右へと囃し立てるようにはしゃいでいました。
それに周囲もまた、その手拍子に合わせて体を揺らし、手拍子をリズムよく刻み続けました。
ケイト「Yes we can, can, can, can, can!Yes we can, can, can, can, can!」
ぱん!ぱん!ぱん!ぱん!ぱん!ぱん!
キバオウ以外『Yes we can, can, can, can, can!Yes we can, can, can, can, can!』
ぱん!ぱん!ぱん!ぱん!ぱん!ぱん!
最後には一丸となって…
キバオウまで体を揺らし、手拍子を始めました。
『Yes we can, can, can, can, can!Yes we can, can, can, can, can!』
ぱん!ぱん!ぱん!ぱん!ぱん!ぱん!
ケイト「Yes we can, can, can, can, can!
キバオウ「じゃないわあああああああ!!!;(ビシィッ!!)
いつまで続けるつもりや!!;
登場だけでどんだけ尺取るつもりやねん!;長過ぎるわ!!!;」
ようやくツッコミが決まりましたね(微笑)
『あっはっはっはっはっ!!^^』
キバオウ「ノリノリでやっとったお前らも同罪や!;ツッコめや!!;」
パチパチパチパチ(周囲から拍手喝采)
ケイト「あら職務放棄ですかあー?」にや
キバオウ「違うわドアホウ!!;」
『はっはっはっ^^』
そのやり取りに、私達は自然と笑いました。