第21章 波乱の幕開け
クレハ「ケイト…あなたが、そう言ったようにね…」にっこり
ケイト「うん…;
当時、傍に居れなくてごめんね;;」
クレハ「いいのです。今いるじゃないですか^^
それも隣に…
随分、心強く思っているのですよ」にこっ
ケイト「ぅっ…;
救われてるのは私の方なんだよっ;
救われてばっかりなんだよおおおおおお;;」号泣
クレハ「私の方こそ救われてばかりです」きっぱり&真剣
ケイト「真顔で言うことかああああ;;」
クレハ「あなたは何で泣いているのですか?」
ケイト「力になれてないように感じてやなんだよおおお;怖いんだよおおおお;;
救われてる分以上に救えなきゃやなんだああああ;;;」
クレハ「問題ありません。隣に居るだけで十二分以上に救われ過ぎています。
あなたの何気ない一言に救われている人も、数多くいるのですよ?
それをどうか、お忘れなく^^」
ケイト「うっ…クレハなんて人間救い機じゃんかああああ;;;」ひしぃぃっ
クレハ「何故そこまで泣くのですか…;」
そんなやり取りが繰り広げられる中、ヒースクリフは我関せずで淡々と言いました。
ヒースクリフ「それほどに、救われていたということだよ。
ずずっ
おかわり」
クレハ「何故当然のように居座っているのですか;」
ヒースクリフ「あの時(590,591ページ参照)言ってくれたじゃないか。
少しぐらい一緒に居たっていいだろう?^^」にっこり
クレハ「まあ…そうですが」
ケイト「護りたいもの、沢山増えちゃったね」
クレハ「…ええ。
これからもやることは変わりません。
護りますよ、あなたも、共に過ごす命を」
ケイト「うん!(真剣&頷)
今生きている皆を欠かせず、共に帰ろう!」ぐっ!
ヒースクリフ「さて、醤油ラーメン5杯いけるかな?^^b」
ケイト「いいともーっ!!^^b」
クレハ「じゃないでしょう;場所を考えなさい」
ケイト「台所へ走ってくるー!!」だっ!!
クレハ「待ちなさいケイト!(だっ!!)
人の話は最後まで聞きなさいといつも言ってるでしょう!」
ばたばた
駆けていく中、私達は聞けなかった。
ヒースクリフ「やれやれ…楽しくなりそうだ…」微笑
その消え入りそうな声は、誰も居なくなった部屋に響き…
部屋の扉は、外へ出た彼によって閉じられた。