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白い流星【ソードアート・オンライン】

第20章 ピックアップ記念スペシャル





ケイト「でもまさか、ラフィンコフィンのせいでまた9月頃に取り直しになるとは思いもしなかったよ。
途中で中断したんだっけ?」

クレハ「ええ。
ラフィンコフィンが、ケイトが「神の力」を有した時点で力目的から狙ってきて、そして守ろうとした私もまた傷付きかけて…それに自責を感じたケイトが自らを差し出して死に掛けましたね。

それからユウタが入ってきて、ケイトの死が偽装されましたが私は泣いてばかりいました。
ケイトが生きていることはラフィンコフィン討伐の前日になってから知らされましたし。

それから後で、再び滅神討伐クエストを受けましたが…
ケイトが全力を出せない以上らちが明かないと判断し、またケイトが死にそうになるぐらいならと、信じて飛び込むことを選びました」

ケイト「んー;やっぱりやだなあ~;

ラフィンコフィンのようなレッドギルドの動きが活発化してたのは、きっと私がいなくなったからだよね?」

クレハ「ええ。統率が取れなくなったという判断からだったのでしょうが、逆に統率が固くなっていたので全て討ち取りました。
ユウタの助力もありましたが」

ケイト「そっか…ってえ!?;討ち取りって牢獄送りだよね!?;」驚
クレハ「ええ」淡々


ケイト「そっか(ほっ)

…本当…あの頃からすれば、とんでもなく成長したよなあ。
殺されかけたり傷付けられるのが喜ばしい事だって感じてたし?あはは^^;」
クレハ「笑えません」溜息

ケイト「でも…クレハとのあの時間が無かったら、きっと私は変われなかった。

ありがとう、クレハ^^」

クレハ「何を今更…(溜息)

その台詞、そのまま返します//」ふいっ


そう言いながら顔を逸らすと、ケイトは私の両肩に手を回して抱き締めてきました。

そして頭に手を回すケイトに、私もまた頭に手を回した後
いつものように互いに撫で、抱き締め合っていました。



この温もりを、少しでも長く感じていたかったのですが…

一つの言葉から終わりの時を迎えました。



「所で肝心の罰ゲームって何するの?」

その一言で、平穏は終わりを告げました。


クレハ「にやり)・・」キラーン

ケイト「のおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!;;
離してええええええええ!!;;」じたばた


ケイトの慟哭など気にせず、罰ゲーム執行です!♪←楽しそう


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